特集:私の大好きな〈河北町〉「紅花活性化施設から見る空」

/ 更新日 / 2025.10.26

山形市と近隣の寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町を合わせた7市7町はひとつの大きなエリア「山形連携中枢都市圏」として互いに協調しながら、よりよい地域づくりを進めています。

ここでは、その山形連携中枢都市圏を形成するエリアで活動をされている方たちから、各々のまちにあるお店や場所、ひと、名物などなど大好きな「なにか」を、それぞれの視点でご紹介いただきます。

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「紅花活性化施設から見る空」

報告者:大岩 月美(河北町 商工観光課 河北町地域おこし協力隊)

紅花活性化施設は、紅花資料館西側の小高い丘の上に位置しており、敷地内には紅花の水耕栽培を行うビニールハウスを備えるなど、紅花に関わる協力隊員が利用する拠点となっています。

もともとは、保育所として使われていた施設で、屋根には可愛らしいキリンが描かれています。また、敷地にはたくさんの桜があり、春になると綺麗な桜並木を見ることができます。

施設の道路向かいの土地は、以前まで雑木林であったものが数年前に伐採されたことで、町全体を見渡すことができるビュースポットになっています。

紅花活性化施設から見る空は、私にとってお気に入りの景色です。日中、外に出るとき、帰宅するとき、時間帯やその日その日で空の色や山にかかる雲の形が違うので、毎日観ていても飽きることはありません。空の色の鮮やかさや動きがあり迫力のある雲は、へこんでしまったときの下がった自分の視線を上に向けることができる大切な景色です。

そして何より町を全体的に見渡せるので、この景色の中には今まで関わってきてくれた方々が、日常を過ごしているんだと思うと愛しさがこみあげてくる景色でもあります。冬の時期は、運が良ければオリオン座も観ることもでき、天体観測におすすめのスポットでもあります。