豊かで美味しい
まちの魅力が
エリア連携でさらに輝く

山形県4地域のひとつである村山地域は、県内のほぼ中央に位置するエリア。東の奥羽山脈、西の出羽山地、南の朝日連峰といった山々に囲まれた山形盆地を中心にいくつものまちが繋がり広がっています。

季節ごとや一日のなかでの温度変化が非常に大きい気候的特徴のあるこの土地で、日本一と謳われるさくらんぼやラ・フランス、ぶどうやりんごなどの果樹が育まれます。まさに食材の宝庫です。加えて豊かな食文化の土地柄としても広く知られています。美味なる蕎麦の名店、絶品なるラーメン店は数えあげればキリがなく、地元、県内、全国、そして海外の人たちまでが麺をすすりにやってきます。そんな場所がいま「山形連携中枢都市圏」を形成し、それぞれのまちの魅力を集積させ、相乗効果を発揮することで、さらに住み良いエリアへ、さらに楽しいエリアへ、さらに美味しいエリアへと、日々バージョンアップしています。

それぞれのまちの魅力

それぞれの
まちの魅力

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  • 山形市
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  • 東根市
  • 尾花沢市
  • 山辺町
  • 中山町
  • 河北町
  • 西川町
  • 朝日町
  • 大江町
  • 大石田町

山形市

2017年ユネスコ創造都市ネットワークへの加盟が認定された山形市は、アジア最大規模とも言われる「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の開催を続けているなど、映画文化をはじめとする豊かな創造性を世界に誇るまちです。現在は「健康医療先進都市」というビジョンを掲げ、その実現を目指しています。2019年に中核市となり、市民サービスの更なる充実を図ることで、市民が暮らしやすく健康元気なまちづくりに取り組んでいます。

シネマ通り、クリエイティブを感じられる場所

山形市七日町には「シネマ通り」と呼ばれるストリートがあります。かつて映画館が立ち並んだその通りには現在では映画館が1館もありません。けれども、2017年以降、その通りを中心としたエリアには、空き店舗や空き家をリノベーションすることによって新たな商売や賑わいが数多く生まれています。洋傘店の物語を受け継いだ珈琲店、薄暗い雑居ビルが生まれ変わったシェアオフィス、ほとんど閉じかけていた店を大学生とともにリニューアルさせた老舗書店、病院だった建物と記憶を生かした雑貨店などなど。その意味では、「シネマ通り」は今なお山形市のクリエイティビティを感じられるエリアになっています。

  • 映画文化の創造都市
  • おいしいまち、おいしい文化
  • 健康先進医療都市
  • ものづくり伝統文化
  • 観光名所と名物イベント
  • データでみる山形

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寒河江市

寒河江市は、山形県のほぼ中央に位置する人口約4万人のまち。山形県の母なる川・最上川と、清流・寒河江川が市街地を囲むように流れ、出羽三山で有名な月山のほか、朝日連峰や奥羽山脈の山々に囲まれているなど、美しい自然に恵まれています。豊かな環境で育った四季折々の美味しい農産物がたくさん並ぶ直売所も毎日大賑わいとなっています。また、「日本一さくらんぼの里」として全国有数の生産地となっており、観光さくらんぼ園地数は日本一を誇ります。

千年以上という長い歴史を有する国史跡慈恩寺、勇壮な担ぎ手がひしめき合う東北最大規模の神輿の祭典など、自然・文化・歴史が融合するまちでもあります。生活に必要なものがコンパクトに揃い、山形空港へ車で20分、山形駅へ30分、仙台駅へ1時間程と交通アクセスも良好。病児・病後児保育施設の充実、第2子保育料無料化の推進など、子育て支援を意欲的に進めており、近年子育て世代が増えています。

  • 慈恩寺本堂
  • 寒河江まつり「神輿の祭典」

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上山市

蔵王連峰の麓に位置する上山市は〝心と体がうるおう〟クアオルト(ドイツ語で健康保養地)のまち。また温泉町・城下町・宿場町の3つの顔を持つまちです。標高1,000mの蔵王高原坊平をはじめ、緑あふれる大いなる自然のなかでトレッキングやランニングそしてウォーキングなどを楽しむことができます。また昼と夜の温度差が大きいという気象条件と土壌の良さにより、このまちでは季節の果物が美味しく育ちます。初夏のさくらんぼ、夏のぶどう、秋のラ・フランス、冬の紅干し柿といった四季の果物はまちの自慢です。ワインづくりも非常に盛んであり、その品質の高さは世界に知られています。

  • ワインづくりのためのぶどう収穫
  • まちなかの足湯

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村山市

農作業の労をねぎらう「そば振る舞い」が行われてきた村山市は、そば街道発祥の地。「最上川三難所そば街道」は13のそば店があり、山形県の優良品種「でわかおり」を使った香り高いそばが味わえます。お米をはじめ、板そばやサクランボ、スイカなどおいしい食べ物がたくさんあり、中でも市北西部にある大谷地沼(通称じゅんさい沼)では、全国でも数少ない天然のじゅんさいが収穫され、摘みとりの体験も行うことができます。

  • じゅんさい摘みとり体験(6〜8月)

雄大な自然と農村部、都市部が近い距離で共存しており「田舎暮らしで日常生活が大変」「自然が少なく大都市と同じ」ということがなく、気軽に自然満喫の田舎生活が送れる、田舎の「イイトコドリ」ができる地域です。

  • ブナ林トレッキング(5月)
  • サムライ体験

市内には居合道の始祖である林崎甚助重信公を祀った「日本一社林崎居合神社」があり、居合道の聖地として多くの剣士が訪れます。2018年からサムライ体験として居合道を気軽に体験できるプログラムを構築し、インバウンドの受け入れにも取り組んでいます。

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天童市

天童市は、将棋駒の生産量日本一。駒の生産量が多いというだけではなく、まちのいたるところで将棋に触れることができます。また、天童温泉をはじめ、とても気軽に温泉を楽しむことができます。食と農が豊かで、さくらんぼ、もも、ぶどう、りんごなどのフルーツが季節を彩ります。特にラ・フランスは生産量日本一を誇ります。

天童市では、子育て支援の充実を図っています。高校3年生までの医療費無料化や全小学校区に放課後児童クラブの設置、第3子以降保育料無料化などを実施し、安心して子どもを育てられる、住みよいまちづくりを進めています。また、買い物や病院、学校など生活に必要な施設が充実しており、生活が便利なまちです。

  • ラ・フランス
  • 子育て未来館 げんキッズ

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東根市

山形県内陸部中央に位置する東根市はさくらんぼの最高級品種「佐藤錦」発祥の地であり、さくらんぼ生産量で日本一を誇ります。平成29年には「東根さくらんぼ」が農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録されました。また、そのほかにも、もも、ぶどう、ラ・フランス、りんごの生産も盛んであり、「果樹王国ひがしね」を宣言しています。

空港、新幹線停車駅、高速道路IC、主要幹線道路を擁し、隣接する仙台市には車で約1時間という非常にアクセスに優れていることに加え、商業施設・企業エリアは中心部にまとまっているため、買い物や通勤などにも便利です。まちの東部にはスキー場のある黒伏高原や奥羽山脈があり、西部には出羽三山のひとつ月山を臨むなど、自然を満喫できる環境にあります。そうした自然の豊かさとともに生活の便利さも享受できる、暮らしにちょうどいいまちと言えるでしょう。

先進的かつ地道な子育て支援施策により、県内でトップクラスの婚姻率と出生率を誇り、人口は毎年増加しています。遊びから学ぶ「遊育」、ともに育ちあえる「共育」を推進しており、「けやきホール」と「ひがしねあそびあランド」は屋内・屋外遊び場の先駆け的存在となっています。

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尾花沢市

雪とスイカと花笠のまち“尾花沢市”。山形県北東部に位置している人口約1.5万人のまち。盆地であるため、1日の寒暖差が大きく冬季の降雪量は県内上位です。そのため、日本三雪に数えられており、冬季は2~3mほどの雪壁を見ることができます。尾花沢市の特産品はその寒暖差を利用し、おいしい食べ物がたくさんです。特に尾花沢スイカは夏スイカの生産量としては日本一を誇り、サイズと味ともに一級品です。

また、花笠音頭発祥の地であり、約3,000人の踊り手が参加する「おばなざわ花笠まつり」は迫力があり、多くの方が魅了されます。銀山温泉があるので、大正ロマンの雰囲気を味わいながらゆったりとした時間を味わうこともできます。

  • 尾花沢スイカ
  • 徳良湖オートキャンプ場

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山辺町

山辺町は山形県のほぼ中央にあたる山形盆地の南西側に位置し、県都山形市に隣接している人口約1万4千人の町です。大小の湖沼が点在する自然豊かな山間部が広がり、また白鷹山周辺には「県民の森」が整備されています。棚田景観や湧水の里としても有名で、四季を通じて多くの人の憩いの場として親しまれています。産業としては水稲や果樹などの農業が営まれている一方で、手織りじゅうたんやニット、一般機械産業をはじめとする工業も盛んです。

山形市に接したまちであることから、山形市内への通勤通学に加え医療施設や大型商業施設、娯楽施設等へのアクセスが良好です。逆に、山辺町へ温泉や観光を目的に日帰りで気軽に訪れる人も多いです。

  • 冬の棚田サッカーの様子
  • ニット製品

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中山町

県内中心部に位置するまちであり、そしてまた県内で一番小さいまち。スーパーや町内医院などの生活便利施設がコンパクトにまとまったまちです。「スポーツとフルーツ伸びゆく町なかやま」をキャッチフレーズに掲げており、歩くことで健康増進を図る「なかやま健幸くらぶ」事業をはじめ、各世代に向けたスポーツ振興事業に取り組んでいます。

すももやりんご、さくらんぼ、ラフランスなどの果物が育つフルーツ王国として知られる自然豊かなまちですが、山形市をはじめとする近隣市町へのアクセスも良好な、ほどよい田舎でもあります。「芋煮会発祥の地」として知られ、国重要文化財に指定された旧柏倉家住宅を有するなど、文化的にも魅力の詰まったまちです。

  • 国重要文化財に指定された旧柏倉家住宅

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河北町

山形県のほぼ中央に位置する河北町は、万年雪を抱く月山や、雄大な朝日岳、さらには、樹氷で有名な蔵王を遠くに望みながら、山形県の母なる川、最上川と清流寒河江川に囲まれた、風光明媚な環境の中にあります。盆地なので夏は蒸し暑く、冬は雪が積もりますが、平均的な積雪量は約1メートルほどです。

寒暖の差が激しい盆地特有の内陸性気候を背景に、室町時代から紅花が盛んに栽培され、特に江戸時代から明治初期にかけて、最上川の舟運により紅花の集散地として栄えました。この気候により果物や野菜も美味しく育ちます。6月中旬〜7月初めが旬のさくらんぼは、全国町村の中では生産量1位を誇ります。

まちの中心部から最寄りの山形空港まで車で約10分、さくらんぼ東根駅または寒河江駅まで車・バスで約20分、東根ICまで車で約7分、寒河江ICまで約20分と、首都圏をはじめとする県外とのアクセスも良好です。また、町の端から端までおよそ8kmと大変コンパクトな町です。移住を検討されている方向けに、無料で利用できる“お試し移住住宅”を用意しています。町の中心部にあって、県内唯一の児童動物園や「いもこ列車」がある中央公園まで歩いて行けます。

  • いもこ列車
  • 河北児童動物園

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西川町

西川町は、日本百名山「月山」の麓に広がる自然豊かな町です。古くは山岳信仰の宿場町として栄え、現在は月山のトレッキングや夏スキーが有名です。月山山麓には、広大なブナ林が広がっており、ブナ林で蓄えられた水は、数百年という年月をかけて湧出します。町には、その水を利用した地酒・地ワイン・地ビールがあり、月山自然水の販売、高さ日本一月山湖大噴水(112m)の打ち上げ、カヌー競技振興等「水にこだわったまちづくり」を展開しています。

月山。日本百名山の一つ。全国でも珍しい春から夏にかけての「月山夏スキー」が楽しめます。春には残雪の「ブナ林」、夏には数多くの高山植物を見ながら「夏山」、秋には山全体が赤や黄色の紅葉に染まる「紅葉」、冬には「スノーシュー(西洋かんじき)」を使った四季を通じてトレッキングができる山です。

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朝日町

朝日連峰の麓に位置する朝日町は、人口約7千人のりんごとワインの里です。夏の日中は蒸し暑い一方で夜間は涼しい日が多く、また冬は寒さの厳しい積雪地帯となっており、こうした寒暖差の大きさが、高品質な果実の栽培に適した環境と言われています。なかでも、蜜がたっぷり入ったりんごの名産地として県内外で有名で、袋をかけない「無袋ふじ」というりんごの栽培技術を日本で初めて確立したまちでもあります。

ぶどう栽培やワインづくりも盛んで、日本ワインコンクールでは毎年数多くの商品が入賞しており、「金賞」「部門最高賞」「コストパフォーマンス賞」の3冠を受賞した回数としては日本一にもなりました。その他、まちには世界で一つだけとも言われる、空気を祭る「空気神社」があり、祭りも開催されます。朝日町の町民に受け継がれるDNAとも言うべき「チャレンジ精神」を大切にしたまちづくりに取り組んでいます。

  • ワイン
  • 空気神社

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大江町

山形県のほぼ中央部に位置し、東に日本三大急流のひとつ最上川、西に日本百名山のひとつ朝日連峰、そのふたつを結ぶ月布川によって形成される自然豊かなまちです。左沢(あてらざわ)地区はかつて最上川舟運の中継地として栄え、今も往時の繁栄を偲ばせる蔵屋敷が残されており、その景観が国の重要文化的景観に選定されています。

朝日連峰に抱かれたこのまちは日中と夜の寒暖差があり、美味しい果物の一大産地となっています。農業が盛んで、5年間で30名を超える新規就農者が移住しています。

  • 新規就農者とイベント出店
  • 日本一公園からの眺め

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大石田町

大石田町は山形県のほぼ中央部に位置し、面積約80平方キロメートル、人口は約6,800人の町です。町の中央部を最上川が南北に流れ、かつては最上川舟運最大の河岸として大いに繁栄し、今でも町のあちらこちらに、当時の名残を偲ばせます。

また、水と緑の豊かな景観に恵まれ、松尾芭蕉や齋藤茂吉、小松均、金山平三など数多くの文人墨客が訪れた、大石田の原風景が残されています。

主な産業は農業で、水稲や尾花沢すいかの栽培が盛んです。また、玄そばの産地としても知られており、町に130年以上前に伝わった「来迎寺在来」という希少な品種も脈々と作り続けられています。昼夜の寒暖差が大きいことや、最上川から発生する朝霧が多くの農産物に風味を与えると言われています。

近年は、そばの里づくりに力を入れており、平成13年には環境省「かおり風景100選」にも選ばれ、町内には15店舗の名物手打ちそば屋が軒を連ねる「大石田そば街道」があり、県内外から多くのお客様が訪れています。

大石田で“の~んびり”田舎暮らしを始めてみませんか。

  • 最上川花火大会
  • 大石田そば街道

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