
特集:私の大好きな〈寒河江市〉「ラーメン屋 佐平治食堂」
山形市と近隣の寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町を合わせた7市7町はひとつの大きなエリア「山形連携中枢都市圏」として互いに協調しながら、よりよい地域づくりを進めています。
ここでは、その山形連携中枢都市圏を形成するエリアで活動をされている方たちから、各々のまちにあるお店や場所、ひと、名物などなど大好きな「なにか」を、それぞれの視点でご紹介いただきます。
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「ラーメン屋 佐平治食堂」
報告者:廣瀬 俊典(寒河江市 さくらんぼ観光課 地域おこし協力隊)

「ラーメン県そば王国やまがた」と呼ばれるほど麺文化を愛してやまない山形。そんなラーメン県から私の好きなラーメン屋を紹介したいと思います。寒河江市の観光地でもあるチェリーランドから車で8分ほど西へ走らせた場所にある「ラーメン屋 佐平治」。
メニューは「中華そば」や「冷やし中華」、あとご飯物が少しといった一般的なラーメン屋です。中華そばの金額は中盛り700円(2025年現在)と非常にリーズナブルな料金です!
店舗の雰囲気はは古くから続くお店といったような印象で、外観ではラーメン屋?と私は少し見間違えてしまいましたが、暖簾をくぐると心優しそうなおばさまが丁寧に案内してくれました。

そんな「佐平治食堂」の私の「大好き」なところを紹介したいと思います。
特筆すべきはまず、そのボリュームです。私が佐平治食堂に初めて行った時のお話ですが、だいたいラーメン屋に行くと基本大盛りをたのむ、その癖からいつも通り大盛りを注文しました。すると運ばれてきたのは、写真のように器ギリギリまであるラーメン!かなり驚きのボリュームで食べきれるか心配になるほどです。山形に移住してから様々な飲食店に行きましたが、どこのお店も、量の多さが都心基準とはまるで違うなと感じます。
そして肝心の美味しさですが、あっさり好きの私にはドストライクなスープで、驚きの量も気持ちよく完食し、スープまで飲み干してしまいました。麺も「ちぢれ麺」になっていることでスープと一緒にどんどんなくなっていきます!お店を出る時にはその美味しさと満腹感から、味わったことのない多幸感を感じました。

休日は満席なことも多く、お店の外観からも昔から愛されてきたラーメン屋さんなんだなと「ラーメン県やまがた」らしさを感じられる。そんな、お店「佐平治食堂」です。
寒河江市にいらしたときは是非立ち寄ってみてください!