山形市立第一小学校旧校舎

/ 更新日 / 2021.06.16

この旧校舎が建てられたのは1927(昭和2)年。当時国内でも最先端だった鉄筋コンクリート造を山形県の学校建築で初めて採用しています。1923年の関東大震災のあと東京では復興事業の一環として鉄筋コンクリート造を採用した「復興小学校建築」が計画され、翌1924年から十年ほどかけて数多く建設されるのですが、東京でも途上であった最先端の学校建築を地方の山形でかなり早い時期に実現していたことに驚きを覚えます。

この建物はそうした歴史的価値から国の登録有形文化財となっているほか、経済産業省の近代産業遺産にも認定されています。

校舎は3階建てで、正面中央の塔屋部分のみ一部4階建てとなっています。外からはあまりわからないのですが、地下階があるのも特徴です。東西に長い校舎形状である一方で、山形市は東から西に向かって傾斜する扇状地にあるため、校舎前の地面を見ると西側の方で大きく高低差が生まれています。