
〈山形市〉で食べてもらいたい「日本一の芋煮会」
山形市と近隣の寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町を合わせた7市7町はひとつの大きなエリア「山形連携中枢都市圏」として互いに協調しながら、よりよい地域づくりを進めています。ここでは、その山形連携中枢都市圏を形成するエリアで活動をされている方たちから、「わたしたちのまちに来たら、ぜひ食べてもらいたいもの」を、それぞれの視点でご紹介いただきます。
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「日本一の芋煮会」
報告者:髙安 恭介(山形市企画調整課移住促進係 元地域おこし協力隊)

山形市では秋になると友人や家族と河原に集まり、芋煮の鍋を囲む文化がある。
そして毎年9月、市内の馬見ケ崎河川敷では直径6.5メートルの大鍋とバックフォーを使って3万食を作り上げる「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催され、山形市の秋の風物詩となっている。
ぼくもこの街に移住する前に何度かこの情景をテレビニュースで見ていて、その度に「とんでもねえイベントだ!狂ってる(褒め言葉)!」とおどろいていたものだ。
なので、まさか自分がこの街に4年暮らし、この芋煮を食べることになるとは思ってもみなかった。
ことしの開催日は9/20。日曜日。もうすぐなので、忘れないうちに手帳にメモしておいてください。
日本一の芋煮会というだけあって、スケールがでかい。
でかい大鍋に水・里芋3トン(キログラムじゃなくてトン!)・こんにゃく400枚を入れ、薪に点火!沸騰するまで約1時間半。
つづいて醤油700リットル・砂糖200キログラム・かくし味の日本酒50升を入れ、山形牛肉1.2トンとネギ3,500本を順次投入しながら、じっくりと大鍋で煮炊きしていく。

文字にしてみると、改めて、やっぱりスケールがでかいよなぁ。
きっと山形市民の芋煮愛がとんでもなくでかいのだろう。
まさに芋煮 BIG LOVE。
調理時間はおよそ4時間、きもちのよい青空のした、こうして出来上がった日本一の山形芋煮。
一杯当日700円以上の協賛で1杯いただける。
そして、この情景のインパクトは大鍋と大量の食材だけにあらず。
そう、調理器具としてはたらく「移動式クレーン仕様機・バックホー」。
もちろん、そもそもは料理器具ではない。重機だ。
かつて、この重機が芋煮を配膳するシーンをニュースで見た時は「これで食べ物よそっていいの・・・?」って不安に思ったことがある。
だけど、安心してほしい。
まず、この芋煮会で使われるバックホーは毎年新車(!)
しかも、重機用オイルが大鍋に入らないよう、アームの可動部分をすべて解体し、パーツのひとつを洗浄した上で、潤滑油として食用のバターを塗り込んでクレーンを動かしているのだ。

なんていう手間!
なんていう芋煮愛!!
いや、むしろ芋煮狂(褒め言葉)!!!
というわけなので、安全においしく食べられるのだ。

ちなみに、この「日本一の芋煮会フェスティバル」はギネス世界記録で、8時間に最も多く提供されたスープ!として達成している。
まさに、日本一、いや「世界一の芋煮」といっても過言じゃないかもしれない。
ぜひ、この至福の芋煮を召し上がってほしい。
こんだけデカい押しをしてきたけど、さすがは食が豊かな山形。
大味じゃなくて、ちゃんと旨味が溶け込んだ至高の逸品。
その「んまさ」にきっとほっぺが落ちちゃうよ!