
〈山形市〉で食べてもらいたい「どんどん焼き」
山形市と近隣の寒河江市、上山市、村山市、天童市、東根市、尾花沢市、山辺町、中山町、河北町、西川町、朝日町、大江町、大石田町を合わせた7市7町はひとつの大きなエリア「山形連携中枢都市圏」として互いに協調しながら、よりよい地域づくりを進めています。
ここでは、その山形連携中枢都市圏を形成するエリアで活動をされている方たちから、「わたしたちのまちに来たら、ぜひ食べてもらいたいもの」を、それぞれの視点でご紹介いただきます。
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「どんどん焼き」
報告者:那須ミノル(「real local 山形」ライター)

山形市の祭りなかでも、1月10日の「初市」と、5月8日から10日にかけての「薬師祭植木市」は、市民みんなにとってとても馴染みの深いものです。多くの出店が並び、多くの人々が行き交い、縁起物を買い求めたり、食べ歩きを楽しんだり、という風景が昔からずっと続いています。そういう祭りのときにさまざまな出店が立ち並ぶ風景のなかで、わたしがいつも注目するのが「どんどん焼き」です。
やまがたの「どんどん焼き」とは、ローカライズされたお好み焼きとも言うべきもの。割り箸を「芯」として薄いお好み焼きをくるくると巻いてつくられています。これなら、片手で持って食べることができます。だからでしょうか、食事というより、おやつという感じのような気がします。祭りのときには、広島風や大阪風などおいしそうなお好み焼きがいろいろと並びますが、わたしの場合はどうしても、昔懐かしいこの「どんどん焼き」の屋台に目が向きます。

(photo Nasu Minoru)
わたしがまだ幼い頃、いまから40年ほども前の時代には、山形市内には屋台を引いて「どんどん焼き」を売り歩くおばあさんがいました。1本100円とか150円といった値段だったと思います。霞城公園で友達と遊んだ帰り道に買い食いをした記憶が残っています。そういう懐かしい記憶が染み付いている「どんどん焼き」は、わたしだけでなく山形市民にとっていわばソウルフードと言って良いものなのかもしれません。
いまではそうした屋台を見かけることはほとんどなくなりましたが、山形市内には「どんどん焼き」を食べさせてくれる専門店のようなお店もありますし、スーパーマーケットのイートインコーナーで食べることができたりもしますし、スーパーの惣菜売り場で売られていたりもします。また、前述のように、祭りの日の出店で出会うことができます。
ぜひ山形市に来たら「どんどん焼き」を探してみてください。そして、見つけたら、ぜひ食べてみてください。