蔵王で暮らし制作する

/ 更新日 / 2021.06.05

画家 小林舞香さん

2021年1月から画家の小林舞香さんが蔵王の宿泊施設を渡り歩き、暮らしながら制作するプロジェクト「蔵王画家暮らし」が始まった。
「蔵王画家暮らし」ではアーティストが蔵王に滞在して創作活動を行うアーティスト・イン・レジデンスの実現を目指している。今回は小林さんが蔵王温泉の情報を発信しながら、その仕組みをつくっていく実証実験というわけだ。

そもそも小林さんが本プロジェクトに参画したのは、2020年10月の「シネマ通りシャッター壁画プロジェクト」がきっかけだった。七日町シネマ通りのシャッターの壁画制作を通じて山形に降り立ち制作に勤しんでいたところ、偶然にもその時期が「蔵王画家暮らし」の立ち上げと重なり、「蔵王でプロジェクトに参加してほしい」と声がかかった。2つのプロジェクトを通じて地元の人々と交流を深め、仕事の足かがりをつくり、春からの移住に向けて動き始めている。