
関係性をあたためる場所をつくる
/ 更新日 / 2026.02.25
「民泊やまねこ」 菊地航平さん
河北町で地域おこし協力隊を務めていた菊地航平さんが、協力隊を卒業した後の2025年10月にオープンさせた場所。それが「民泊やまねこ」だ。河北町にある宿泊施設としては、温泉宿泊施設である「ひなの宿」、また、「野菜を楽しむ小さなホテル」をコンセプトとする「B&V」につづいての、第3の選択肢となるもの。「やまねこ」というこの民泊施設をひらくことによって、河北町を訪れた人びとに低価格での気軽な滞在を提供するとともに、ふつうのホテルなどとはひと味ちがった体験――地域の人たちとの交流や関係性を育むこと――ができるような場所にしていこうと菊地さんは考えている。
もともとは宮城県名取市の出身である菊地さんは、山形大学入学を機に山形の魅力を知るようになり、大学卒業後に地域おこし協力隊としてこの河北町にやってきた。そもそもは地縁もなかったはずのこのまちで、農家や事業者や高校生といった地域の方たちや、県外からこのまちに訪れる方たちとの関係性をゼロから築き上げてきた。そして協力隊卒業後も、なおここに住みつづけ、新しい生業をつくる道を選んだ。
いったい菊地さんは、どんな想いで、どんなビジョンを描いて、この民泊施設をひらこうとしているのだろうか。お話を伺った。